んなっ……。[放たれた弾丸。単発で避けるのは容易いが、さすがにこれは、と思いつつも]……真っ向、食らってられっかっての![銃弾の一発二発は、文字通り食らい慣れている。急所さえ外せば、と。多角攻撃でないものは急速転回で避け、超弾分は、数発に集中し、その動きを読み、かわしてゆく。かわし損ねた物が左の前足と右の後ろ足をそれぞれかすめ、紅を散らすが]……飛べりゃ、落ちねぇっ![強引な理屈と共に加速し、一気に距離を詰め。すれ違いざま、右腕に向けて爪を振るう]