あー…、やっぱり?
[我慢して『大丈夫だ』と答えた場合は、弟の怒りが待っていた、と言うのを聞いて苦笑する。
鳴いて尻尾を振る茶猫へは、手を伸ばして撫でようと。]
あれは無茶のうちに入らないよぉ。
[と、からりと笑った。
ちゃんと木の棒を持って乱入し、どうしても駄目なら急所を狙うことをしていた。
が、端から見れば無茶には変わりなく。
父からのお説教はローザもされていたのは、丸っきり余談である。]
……うん。
ちょっとタオ、借りて…着いて来て貰ってもいい?
[弟の申し出と、本猫からの主張(?)>>58に頷くと、
広間に置きっぱなしだった荷物を取って二階へと行こうとして。]