人狼を滅ぼすだなんて遠い世界の話。そう思ってたからこそ、探すのも気にならなかったんだけどね。[同じく、実在を疑うのは難しい。眉間の手はすぐに離れて姉を気遣い。首を傾げる友人には首を振った。>>56]大丈夫。立て続けの信じられない話に、少し頭痛がしただけ。[言いながら、ゴホゴホっと何度か咳を払う。纏いつく不快感に、解したはずの眉根がまた寄った]