っ、……それ、は…… キリルのことも、止めてくれるなら……ユーリーさんを説得しようとはおもって、いたよ。 ――嫌だよ……おにいちゃんも、キリルもいなくなったのに。 ロランまで、居なくなるの……?[当たり前に大切な人たちが傍にいた時間は遠い。 ぎゅ、と皮の水筒を抱きしめ] ユーリーさんを信じていても、 生きていてほしい、って思うんだもの……っ![叫ぶような、悲鳴のような、そんな訴えがこぼれた]