― 宿一階 ―はい。[学者>>59と修道士>>60に運ぶのは任せて見送った。小さく手を組んで目を閉じる]ううん。良かった。[行商人>>57が場所を譲ってくれたので、ありがとうと頭を下げて聞いた。少女>>58が仄かに笑ったのを見て、口元を緩める]……まだ誰かが狼なんだよね。[歪んでしまったブローチの外されている胸元を指で引っかいた]