─ →吊り橋前 ─あ、の、ヒューバート、様。何か、あったん…[何かあったのかと問いかけた声は、最後まで紡ぐことはできなかった。昨夜の風のような音を立てながら燃え上がる吊り橋を見て、何が起きたのか理解が出来ず呆然とする。どれだけそうしていたか、ヒューバートはまだこの場に残っていただろうか。]…どう、して。[何故こんなことになったのか解らないまま、小さく呟いた。]