[レーザーを食らい吹き飛ぶサキ。同時に、彼女自身の体力も尽きたのか膝がガクンと落ちる。だが、剣を杖にし、笑う膝を気力で押さえ込んで、立ち上がる。]…………あと、ふたり。キューちゃん、救わない、と。ユーゴ、約束、守って、くれるか、なぁ。[ブツブツと呟くと、倒れているサキを放って夢遊病者のようにフラフラと、そして、時折ズシャッと転びながらも、何処へとなく*歩いていった*。]