─ 談話室 ─
いいのよ。
アタシにとっても、ミリィは大事な子だもの。
…ミリィだけじゃなく、アンタも。
エーリやカルメン達も、ね。
[>>59アーベルからの礼に弱く微笑みを返し。
マテウスへの問いに声を落としたのは、出来るなら自分だけで事を済ませようと思っていたから。
既に司書が向かっているとはまだ知らず。
だから、>>60マテウスからの返答には頷きだけを返し。
礼を言う前に、>>61イレーネと>>64エルザの声が耳に届いた。
悲しませたくないのに、と眉を下げながらも、唇を開いて]
ミリィ、よ。
今から部屋に、連れていく所。