―翌早朝・書庫前→ウェンディの部屋―ヒューバート…?[ヒューバート>>51の手が肩に置かれて、ようやく人が来ていたことを知覚して、濁った瞳で見上げた]奪われてしまったわ。また。ここまで立派に育ってきていたのに。[掠れ声で訴え、腕に力を入れて抱き寄せる]服なんかどうでもいいわ。[力なく首を振ったが、部屋に連れて行こうと言われて頷いた。行動を始めれば瞳の濁りは薄まって、現実感覚が戻ってくる。誰かに託すことは望まず、少し危うい足取りで運んだ]