― →三階/展望室 ―……あれ?[何処かで声>>67が聞こえた。何を言ってるかは分からなかったけれど。書斎に行こうとしていた足を止めて、辺りを見渡した。そこでもう一回>>70]はぁい?[今度は呼ばれたような気がしたから返事をして]あ、アレクセイさんでしたか。[行く方向を変えて紅月の下に顔を出したボクは、軽く会釈をする。空も暗いままだし、時間感覚もよく分からなくなってきたから、挨拶の言葉は向けないけれど]