─ ギュンターの私室 ─
[感心するようなライヒアルトの声>>71には苦い笑みを浮かべて]
…エーファは、前にも肉親喪ってっからさ。
まだ吹っ切れてもいねーみてーだし。
[エーファが、氷の音が気になると言っていたことを思い出す。
あの時も強がりを決め込んで有耶無耶にしようとしていた。
今回ばかりは、と思い吐き出すよう言ったが、それも強がりを強めただけ。
それが余計脆く見えてしまう]
そうだな、移動させてからの方が良いかも。
[祈るのも綺麗に整えてからの方が良いだろうと、ライヒアルトの手を借り新しいシーツへ移動させることにする。
両手を組ませようとする様子を眺めていると、後からやってきたカルメンがギュンターへと近付いて来た>>72]