[ふと顔を上げる。 木々の隙間から見えるのは青い空だが、力の流れを感じた気がした] ……まあ……関係ない、か。[ぽつり。 今頃勇者と黒幕が剣を交えているのかもしれないと思う。 だが自分には関係ない。 彼は、自分の主では無いのだから]