─林エリア─
異界開門、応我顕姿。
持姿龍眷属水、其力示我。
[呪を唱えながら描いた円に書き込むは、「龍」と「魚」の二文字。その文字と呪に驚愕を見せたのはティティエンだった]
『貴様、召喚を行うつもりか!
貴様にはまだ早いと言っているであろうが!』
禁止ばされでねはんでなー!
[ティティエンの制止も聞かず、召喚の陣は完成する。その発動を行うべく、左手を振り上げた]
『貴様と言う奴は…!』
[次元魔法の召喚魔法。力を貸しているのはティティエンであるため、貸さねば召喚は失敗することになるのではあるが。状況が状況であるため刹那、迷う]