[愉しんでいるのか、との疑問>>77に返す答えは是、以外にない。
それは、浮かべる笑みが端的に物語るか。
けれど、単独である事を是とする言葉>>78に、その笑みは消える]
……本気でそう思い、それが正しい、と思っているのであれば。
俺の……我の見込み違いだった……と、いう事か。
[呟く声は低く、冷えたもの。
光を求め熱を高める様子を見やる瞳も、冷たさを帯びて]
なれば、試してみるがいい。
無謀なる光に、我が影を打ち消すが叶うか否かを。
[静かな宣と共に、掻き鳴らされる銀の弦。
応じて震える紫の影は揺らぎ、その形を竜思わせる異形へと変えて行く]
……影爪乱撃!
[鋭い声に応ずるように飛び立った竜の形の影は、力高める赤へと向けて、容赦なくその爪を振り下ろす。*]