─ 浜→広場 ─……こんなんじゃ、ここにいても邪魔かしらねぇ。[突然視界が霞むような状態では、浜の掃除も覚束ないかも知れない。そう判じて、一度、引き上げる事に決めた]ちゃんと、休んでるんだけどなぁ……。[根を詰めても、望む色はのせられるものではない、とは師の口癖。だから、休息はちゃんと取るし、食事を抜く事もしない。それだけに、この状況の意味がわからなくて。ぶつぶつと呟きながら、一先ず広場まで戻った]