その飴が甘すぎるんだっての。[エーリッヒの返しには不機嫌そうに呟いた]一々煩ぇなぁ。[ミハエルにはうっとおしいというようにひらひら手を振る。その間もユーディットの立ち去る姿は目の端に捉えている。危なっかしさにやはり眉を寄せつつ]なら、いつものやつ。それとそいつが食ってるやつを一つ。[ゲルダの声は届いていたようで、エーリッヒの食べているトカゲ入りパンを示した]