[ユリアンから受け取った代金はいつもの場所に仕舞いこみ。 彼が泊まるのは三年ぶりか、と上を見上げた。 あの時はシーツにしわが寄ってたりしたけれどそれには何もいわれず。 それから父親ととくに会話もせぬまま、その日は終わって]― 翌朝 ―[いつもどおりの時間に目覚める。 朝食を用意する父親を手伝いながら降りてきた人たちへと食事をわたし] え……[団長が殺された、との声が宿に届く頃。 驚いたように手を止めて、外の様子を見に行こうとした**]