[ロザリーから親切な言葉をかけられると、緊張した面持ちのまま]……うん、ありがとう。カレン……殿?[その名前を聞くと、隣で診療してくれる女性にちらりと視線を向ける。ロザリーに頭を撫でられれば、その手の柔らかさとふわりとした良い匂いに、紅い瞳を細め]