じゃあ、そろそろ行こうか。[クロエと共に歩もうと声掛ければ彼女の髪を束ねるリボンが少しだけ曲がっているのに気づく]ああ、少し、じっとしていて……[次いで囁くように願い彼女との距離を縮める。向かい合う形のまま耳の後ろへと伸びる右の指先。リボンをちょいと摘み整えようとする]