─ユリアン宅─うん、わかったんだよ。[ユリアンにも頼まれ、こくん、と頷く。言い表せない不安はあるけれど、エーリッヒに撫でられると安心できて、表情は少し、緩んだ]あ、ミィ![それから、ミハエルが奥から姿を見せると、とたとた、そちらへと駆け寄り]大丈夫?[最初に口をついたのは、案ずる言葉だった]