それは、確かに。では”彼女”の方が適任でしょうか、ね。[ふ、と嗤う気配。くるりとその場で回転し。パンッと服を、否、『影』を取り払う。その場に現れたのは、真紅を纏った姿]はぁ〜い、お久しぶり、カシラぁ?アーベルちゃん、もう一度ダンスを一緒に踊って下さらなぁい?[真紅の髪に真紅の瞳、白のワイシャツ、ワインレッドのベストとスラックス、全身が紅で包まれたその人物はアーベルに向けてバチンとウインクをした。周囲にはハートマークが飛んでいる]