―聖堂―[俯き落ちていた睫が何処か緩やかに上げられる>>105。謝罪と共に再びそれは落ちてしまったけれど]……どうしてだろうね。……ごめん、俺には答えられない。俺は、『神の使徒』ではあるけれど、かみさまじゃないから。[俺も、聞きたいよ][続けようとした言葉は、心に隠して。ふるり、それを振り払うように首を振った]