すごいすごぉい!ナタ上手だねぇ![はしゃぐように言って周囲に同意を求めた。飛び回らないだけマシ、と言う程だったかもしれない。舞が終わり、王の宣言が響いても、余韻でそれは耳に入っていなかった。周囲がざわめき始める中で、「おんっ!」と楽しげに一声鳴く。渦巻き尻尾が感情を表すようにバタバタ動いていた]