─ 食料品店 ─[決死の説得が通じた……なんて事はまあ、あるはずもなく。新たな客の声>>115 >>121に、店主の意識はこちらからそれた。それに安堵の息を吐きつつ、じりじり、と向きは変えずに、通りの方へ移動した。傍目、物凄く情けない、が、ここはそれを気にしている場合じゃない]