―ゼルギウスの部屋―[アーベルが危惧したこと>>120は起きなかった。オレはアーベルを見ぬままに、ただくつりと口端を持ち上げて笑うだけ]ん、ああ…。この先にある、岬。アイツ、ようやく出来るようになったのか。近付くことも出来なかったのにな。……様子見てくるか。[途中で足が竦んでる可能性も無くはなかったから、オレはゲルダの様子を先に見に行こうと扉に近付いた]