[ヴィターはヒュレストと目を合わせたまま、同意するようにこくこくと頷いて、向こうの思いは伝わっているらしい。
ヴィターの様子に自分は気づいておらず、トリスタンの言葉に顔を背ける様子はあきれてるように自分には見えた]
私も…、ヴィーくんとそうなのでしょうかね…?
[そうヴィターの方を見れば、なんだかぷるぷると震えていた。
普段から奇行が目立つヴィターのことなので気にとめることはなく、すぐに続いた言葉に頷いて]
はい、お互い励みになればなおのことよいですしね。
[そしてちらりと、ディルスタンのほうを見て、少し赤くなりながら視線をそちらからそらした。
ヴィターはもう助けてくれというようにヒュレストに首を振りながら視線を送っていた]