[強引に捻った体は、斜め下側に相手の姿>>125を捉えるも。
それに反応し動きを変えるまでの余裕はなく、剣士が跳び上がりつつ振り上げた太刀は、左脇腹を斜めに裂きながら抜ける。
しかしその痛みを感じるより早く、こちらの振り下ろした穂先もまた、相手の脇腹を捉え紅を散らす]
へへっ、オレもしかして結構いい勝負してる?
[ついこれまでの勝負遍歴が伺える、そんな呟きを漏らしつつ。
脇腹からシャツに滲む熱を感じながら、左肩越しの視線を相手に向ける。
彼が着地し次の動きへ移るまでの間に、体勢を整えるよう軽く後方へ跳びつつ捻りを戻した*]