[逃げるオトフリートの姿を視界の端に捉えながら、ゲルダの方にも会計が済んでるならこの場は逃げた方がいいんじゃないかと、一瞬目配せ。
答えは一緒に買っておいて欲しいと、小さく頷いて]
うん、やっておくよ。
[小さく返してから]
保存の利くものでってなるとやっぱり難しいところではありますよね。
僕もそんななんでもかんでも食材さえあれば作れますってほど料理得意じゃないですしね。
[店長と料理とか食材とかの話をしていると少し向こうも乗ってきて、エルザと二人うまく意識は逸らせていた。
ゲルダにも今のうちにと後ろ手で店から出るように合図を送っていた]