― ゼルギウスの部屋 ―[拳が笑みに変わった事>>126は、こちら的には奇妙で、からかいがいが無いといった意味では残念な事だった。エルザの変化にうっすら覚えはあるものの、核心は無い。ヴィリーの旦那だったら知りえただろうか、そんな事をふと思った。ともあれ、様子を見に行くというのならば]行ってらっしゃい。気をつけてネ。ほんと。[ゲルダへかけた言葉と同じ事を口にし、引き止めもせず、扉への道を譲った。]