-回想-うん、孝博から…話聞いて…。[話を聞いた時にはまだ信じることができなかったが、実際にその光景を目の当たりにすれば、なんとも説明のつけがたい感情が胸にうずまいて]ふみ…と…大丈夫……?[その様子に心配するように尋ねる自分もあまり大丈夫そうではなかったのだが。綾乃を運ぶ史人にはそれ以上声をかけることもできず後からついていき、その後、おぼつかない様子の史人を家まで送ってから自分も家まで向かった。どこか落ち着かない気持ちのままであった]