[カチューシャと共にきた畑、レイスの後ろ姿が見えた。少しだけ考えた後、何時もなら誰かが居ればその距離を測り、自分から割り込むような真似はしないのだけれど、ロランは車椅子の車輪を重い土の上転がして、キリルの傍へと進んだ。止められなければ、すぐ脇にまで。] …ん、[会話の邪魔をする気は無かった。レイスとのものも、カチューシャとのものも]