ハインリヒが、あの、回復薬を打とうとしたのだけれど、暴れて、拒否されて――[どこか、訥々とした口調だった。]それが、…ほんとうに、危うくて… ―…他の者に、危険が及ぶと判断して………、… 首輪を、切ったのよ[嘘は、ついていない。謂っていないだけ。――6の部屋から、シャッターの音が聞こえた。>>136]→2F6の部屋前