―聖堂外―[知っていて見せぬようにしていたマテウス>>137の理由は団長の訪れにより、知ることとなった。繋げるのを妨げていた壁が崩れて、老尼僧の死を認識する。] ……っ。[自衛団長と団員の会話の折に見上げた十字架には確かに母と慕う養い親が居て、くしゃりと顔をゆがめる。] い、や。 いやよ、如何してかあさまが…っ!? うそ。……なんで、っ。[ぽろぽろと涙が頬を伝い落ちる。肩に触れるぬくもり>>138と促しに従いたくなるも足からは力が抜けてふらと身体が傾いだ。]