―部屋H―ライ…。[戻ったのか、という安堵は、深すぎる傷であることに気づいて萎んだ]悪い。好きにしろと言ったのは、俺だよな。[傷を塞ぐのは止めなかった。けれど追加の薬を取りには戻らず。ベアトリーチェにも使った痛みの少ない傷薬と、痛み止めを今持っているだけ使いながら、掠れ声で返した]