憎いか。……そうか。[もう一度呟いた。今度は問い掛けでなく。先に上げたうちのどれが憎いのか、確認はしなかった。何をしに、という問い掛けに、妹の顔を正面から見る。]仇を伐ちたいなら、[足を踏み出す事は出来ない。間には花があるから。代わりに妹に向けて、手を述べた。]殺すといい。