うん、桜花。本人がそう名乗っていたから。[口調が少しずつ元に戻ってゆく。どうすると思う、という言葉には困ったように首を傾げて]分からないから聞いたのに。でも、何かするつもりなのね。うん、舞ちゃんのしたいようにするのがいいわ。その勢いなら、桜花も何か答えてくれるかもしれないね。[小さく笑って頷いて。バトンバトンー、と言いながら寮へ戻ってゆくマイコを見送った]…じゃあ、やめとく。[それは誰に向かって囁かれたのか]