……、晩飯食わな。[いざと言うときに動けなければ、意味が無いんだっけな。昼間の会話を思い出したのか、ぽつりと呟く。キチンと…、とは言えないが、食事と睡眠を取ったら、多少なりとも食欲が出てきたらしい。よ、っと僅かに弾みをつけて背伸びをすればぐき、と背中が小さく鈍い音を立てた。校舎内へと繋がるドアに触れようとして…少し躊躇った。少し考え込んだ後に、軽く蹴りを入れて無理矢理開けると素早く飛び降りる勢いで、軽快に怪談を下っていく]―校舎→外―