人狼物語 ─幻夢─

72 天より落つる月の囁き


貴族 ミハエル

― 広間 ―

[ローザが用意してくれた食事>>123は、自分も少しは貰っただろうか。
けれどそれを食べ終わらない内に、周囲の――特に伯父の会話に耳を傾け、考え込む。

たしかに、ゼルギウスかローザのどちらかが偽っている可能性もある。
だがもし、そうではなかったなら。伯父の発言は、彼らに人狼の可能性をなすりつけようとしている、残った人狼の可能性が高くなるだろう。

だが、伯父が人狼ではなく、守り手だったとしたら。彼を手に掛けるのは危険がある。

そんな事を考えている間に、クレメンスの口から聞こえた断定的な言葉>>157に、眉間にしわが寄った]


……伯父上、少し落ち着いて下さい。

[そう声を掛ける事で、彼の口を塞ぐ事はできるだろうか]

(159) 2012/01/19(Thu) 00:06:42

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