―上空―
ではそういうことで、その方がわかりやすくてよろしいですね。
[ヴィターはというと、似たもの同士やなとか思いながら、それは自分の中でだけに]
ヴィーくんっ!
[吐き出されるブレス、それに備えるように後方へと下がり風の刃の混ざった強風をやり過ごそうとする。
吹き荒れる風にかまわず前方見やりながらその身を右へ左へと傾け、時にわずかな上昇や下降、時折かする刃が頬や腕を掠める]
お返しにブレスと行きたいところですが…
[こちらのものは攻撃向きではないためにそのまま近接戦へと持ち込もうと、向こうめがけ一直線に]
こちらのほうが性にあっておりますしね。
[そのままの勢いで手にした棒で突きかかろうと構え加速していく]