―― 冷凍睡眠装置 安置所 ――[自分のカプセルへ向かう途中、廊下の右壁にこちんとぶつかった]……なんで、何も突起がないところで体を擦りますかね、私は。[ため息をつく。 そうして、部屋へと入ったところでふと先ほどの大広間にカルメンの姿がなかったことを思い出した]……まだ、寝てるのでしょうか。[ふっと進路をずらして、さきほど送った彼女のカプセルへと向かう]