ん。[微かに声を発し、置かれたグラスを手に取る。喉に流し込めば、小さく音が鳴った。三分の一程まで飲んだところで、ことりと置く]……ふう。[漸く一息つけたらしく。目を伏せる]助かった。[素直な言葉は出ないものの、彼なりの感謝の気持ちだろう]