[再びゲルダ達の下へ…、ゲルダの様子はまだ戻らぬのだろうか。――――虚ろな 瞳。]………ェ ル。[呟いたのはゲルダではなく、違う名前。ゆるく、かぶりを振って]…お嬢さん達に薬を打つのは…下へ行ってからにしよう。即効性で…数値が下がるのが思った以上に早いから…打った後は、少し疲れると思っておいてくれ。[行けるか?そう訊いてから。ゲルダが動けないようなら抱き上げて階下に連れて行くつもりだ。]