[>>173フォルカーの責めるような声音に、目を軽く伏せてから少年へと向き。]…そう取られても、仕方ないが。どこが疑わしいと思えるほど、私はここにいる者達のことを知らない。だから、死なせたくない者から見定めたいと思ったんだ。無碍に殺さずに済むように。[それは、昨日の光景を見てより強く思ったこと。人狼に襲われるのはともかく、人の手にかからせない為に。諸刃の剣ではあるけれど、自分ができるのはこれしかなかったから。]