─宿屋─[足を踏み入れた場所は食堂らしく、テーブルがいくつか並んでいるのが見えた。普段足を運ばぬ場所に、物珍しげに翡翠を彷徨わせる][途端、聞こえたのは女性の大きな声。驚きの覗く表情で声の主を見れば、クロエが見知らぬ男性に声をかけていた。その近くにユリアンやライヒアルトの姿が見えたなら、頷くような仕草で挨拶をする]……「も」と言うことは他にも居ると言うことか。[ユリアンに声を掛けられ>>181、引っ掛かりを口にしながらそちらへと近付く。提案に応じるように、近くの椅子へと腰を下ろした]