[メインストリートの端のレストラン、連れもいない男はカウンター席で簡単な食事を取る。
食後のコーヒーの話題は、貼られたばかりの真新しいポスター]
…ほう、それでポスターが貼ってあったんですか。
縁は奇なるものですね。
[隣の町唯一の宿で幾度か擦れ違ったことのある銀髪の男との経緯を聞き、笑みを見せて面白そうに頷く。
噂をすれば、影ならぬドアベルの音。振り向けば笑みを向けて]
ああ、噂をすれば。ご就職おめでとうございます。
いえいえ、そちらのポスターの話のことですよ。
そう言えば、ご挨拶は未だでしたね。
私はヴィンセント=ウィスラーです。よろしく。
[初めまして、と愛想良く*自己紹介をした*]