─ 廊下 ─[視線に含んだ意を解したらしい青年の表情>>181に、先とは違う笑みを浮かべる。軽い声と瞳に宿したそれを見て、こくと頷き]えぇ、お願いします。私も一人で歩くには広すぎて寂しかった所ですし。[そう言って微笑むと、階段の先へと視線を移し]一人で宝を拝みにいって良いものかどうかとも思っていましたから。[普通は階上に居るだろう主人を指して、警戒を示した]