「そら、寒気が沸いてくるわ…」
[ヒュレストの言葉で妄想の中でムキムキマッチョなお兄さんに頬擦りされて、すぐに首を振り、悪夢を振り払った。
それからベタなやりとりなどをして]
「ああ、ヒュレストはんは主催者側やもんな。
イレーネちゃんなぁ…、最近わいの言うこと素直に聞いてくれんのや。
昔はよく聞いてくれたいい子やったのになぁ…」
[人格形成上明らかに大きな影響を与えたらしいことは想像に難くないだろうか]
「そやから、助言とかやるだけはやってみるけども、過度な期待はせんといてな」
[そう言いながらも、何かをやる気だけは満々な様子でいい笑顔を返していた。
もう一匹の異界龍に見られてることに気付くのはその後だろうか]