―→厨房―[扉の開く音にそちらを見やれば、どこからか出てきたアーベルの姿。瞬いて、厨房の中に入って]おはよう。早いんだね、アーベルいや、そういうわけじゃなく、早かったら作るほうがいいのかと思っていたんだけどね。君が作るなら任せよう。[置かれた食材を見て、少し笑う。こちらはさすがに、名前はあやしくなかった。客の名前を覚えるのも得意ではある]手伝いくらいはするけどね。しかしたくさんあるんだね。