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>>161 レナーテ
[慌てさせた気配に、ふふん。と翠の目が勝ち誇る。
…けれど、距離を詰められると、う。と身を引いた]
も──勿論なのだよ。
……ちゃんとちゃんと、遺すのがボクの仕事だ、が
う。う、う。
[耳元の声にうろたえる。柔らかな感触にびくりと身を固めた。ぎゅうと服を手が掴む。]
……ッレナーテは、にぶいくせに、…ず…るい!
なにかこう、ずるいのだよ!
[首傾けて顔を覗いて──なにやか抗議を述べた。]
道端遭遇をすっ飛ばし捲った自覚はあるんだ。…あるのだよ。うん。すまんとおもいつつ後悔はあまりしていないのだけどな!