だって、このままじゃ出ることもできないんです。司が邪魔をするから。それにわたしは音色にちかづきたいから。そのためにも力がひつようなんです。おなかがすいたら力もでないでしょう?だから、ほしいの、あまいの。[どこか幼い口調となって]そこに、あるの![その手を心臓に向けて伸ばす]